実は今、愛媛県内で古民家を探しています。
実際に内見をしたり家主さんと交渉をしたりしていますが、成約までたどり着いた案件はまだありません。
古民家探しをしてみて困っていることを書きたいと思います。
これは愛媛県内でのお話です。
目次
1.古民家情報が探しにくい。
アットホームや賃貸情報などの全国版物件情報サイトの古民家版なんてもちろんありません。
基本、空き家情報は各市町村の自治体が持っています。
役所に連絡をして条件にあった空き家を紹介してもらうのが主流です。
ただし、自治体によっては、空き家バンクのサイトがあるとこないとこ、あっても十分な情報がのっていない。
空き家バンクのサイトがない場合でも、役場に行けば空き家情報を管理しているところ、そもそも空き家情報を自治体が把握していないところなど、
同じ県内でもバラバラです。
この地域に住みたい!と思っても、”古民家情報が全くない”なんてこともあります。
その場合は、自分で情報を集めるところからはじめないといけないのかー。と思うと気が遠くなるはなしです。
2.古民家物件の相場がないから、家主さんとの交渉に手こずる。
賃貸や新築物件には当たり前に相場があるのですが、古民家にはありません。
希望価格には私が思っている価格の2倍、3倍の値段が書かれていて、必ずと言っていいほど”要相談”と書かれています。
これが本音でしょう。
また、自治体が物件を紹介はしてくれるけど、値段交渉などの仲介はできないので、直接交渉をするしかないんです。
仲介がないと、お互いの条件の剥離が生じることがよくあると思います。
3.空き家のほとんどが賃貸・売買物件ではない。
いろんな理由で空き家なのに賃貸・売買物件ではないことが探してみてわかりました。
空き家だけど家主さんが不明or連絡や交渉ができない。
地域の人がそこが空き家ということは認識しているのですが、家主さんがだれでどうしているかわからないので、交渉ができない。
家主さんのご子孫が家を相続しているが、子供数人で分配しているので、相続した全員の意見が一致しなければいけなかったりするので、とにかくややこしいんですよね。
誰も暮らしていないけど、そのままにしておきたい。
子供の頃、もしくは生まれた時から育ってきた実家。
定期的に風を通しにお掃除しにきている大事な家なので簡単には手放したくないですよね。
修繕不可能な状態の空き家
屋根も壁もボロボロでも修繕費にかなりのお金がかかってしまう。
もはや修繕するより建て替えた方がいい。
空き家探しは簡単ではない。それでも理想の家を探し続けるしかない。
県内にいれば簡単に見つかると思ってました。
でもそうじゃないことをこの半年で痛感しました。
古民家で実際に暮らしている人のお話を聞くと、知り合いに譲ってもらったとか、たまたま出会った人に貸してもらったとか、運命的な出会いをしている人が結構いるんですね。
私もそんな出会いを期待して地道に探し続けようと思います。
「紹介できる物件あるよ!」という方、連絡お待ちしております😊
物件の条件は細かく言うといろいろあるのですが、全て条件通りな物件は難しいと考えているので、あえて条件は言いません!
どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m