松山市三津について
愛媛県松山市の海沿いの港町【三津】はシャッター商店街があったり、趣きのある古民家が多く残っていて、松山市中心部とは雰囲気がガラッと変わる情緒ある町です。
引っ越し前にきた移住体験ツアーでも三津に訪れ、空き家見学をしました。
木村邸は明治14年築の商家
木村邸は、明治14年建築。隣家同じく廻船問屋であった藤内家が建てた商家を、木村家が購入。木村家は三津浜で10代にわたり廻船問屋を営む商家で、
前の当主であった木村又三郎は町会議員や、三津浜銀行創立者としても活躍した。現在 ボランティアによって管理・運営されており、
第2・4土曜日(冬期は休業)にカフェとしてOPENしております。
今回は、主に屋根の雨漏りをなおすための改修工事に入るため、お片づけのボランティアに行ってきました。
家の中はまるで映画の世界!
こんな素敵な歴史的建造物をボランティアの方で管理されているおかげでこうやって残っているのですね。
古民家再生について
愛媛に移住してから、愛媛県内のさまざまな場所で古民家(空き家)を見せてもらってますが、本当にたくさんの古民家(空き家)が県内にはあって、古民家(空き家)の多くは、家主さんが定期的に訪れ、風を通し、お掃除、庭の草刈りというメンテナンスを行っているようです。
定期的なメンテナンスをしていても、屋根や床が抜け落ちていたりして、改修をしないと人が住む状態ではない古民家がほとんどです。
そして木村邸のようにちゃんと管理されている古民家ですら、永続的に残していくには何十年ごとに改修が必要なことを知りました。
そう思うと、古民家って、住む前も住んだ後も大変なんですね。
でも、それだけの価値があってできるだけ多く残していって欲しいです。
今私は古民家探しをしています。
気に入った建物であったとしても、状態が悪すぎて莫大な費用がかかる、とか、家主さんとの交渉がうまくいかないなど、古民家探しの段階からかなりハードルが高いのが現実です。
それでも、いつかは運命の相手(古民家)に出会えると信じています。
そして、やっと出会えた運命の相手(古民家)は最初だけでなく、ずーっと一生愛してあげないといけないみたいですね(^^)
木村邸の改修工事はこれからはじまります。これから修繕体験としてボランティアの参加を募るそうなので、興味ある方はぜひ!