ボランティア

愛媛県松山市の釣島の歴史を学ぶ

釣りの島

愛媛県松山市にある離島【釣島(つるしま)】。フリーペーパーでたまたま見つけたんですが、松山市で釣島灯台の清掃のボランティアを募集していました。

興居島には一度行ったことがありましたが、行ったことのないとこには行ってみたいと単純に思い、さらに釣島(つるしま)の歴史も学べるということで応募しました。

今年の夏は 興居島に行こう
【愛媛県松山市の離島】興居島でサイクリングしてきた愛媛県松山市の離島『興居島』。 興居島への行き方、興居島でのサイクリング、ランチ、出会った猫ちゃん...をご紹介しています。 せっかく愛媛・松山に来たら興居島に行かなきゃもったいない!...

【釣島(つるしま)】とは

高浜港から西約5Km、興居島の西に位置し、周囲約2.6Kmの小さな島です。

フェリーは午前午後、各1便ずつしかありませんので、午前の便で行き、午後の便で帰るしか方法がありません。

愛媛県最初の西洋灯台施設の釣島灯台があります。

釣島灯台、灯台旧官舎の清掃ボランティア

今回の目的のボランティアについてレポートします!

集合は高浜港

高浜港に集まったのは総勢50名くらい。市の職員さんが半分、私のような一般応募が半分です。
ここでフェリーのチケットを渡されて、フェリーで向かいます。

フェリーで【釣島(つるしま)】へ

フェリーで20分くらい、興居島を周回して釣島(つるしま)に到着します。
フェリーから見えた釣島(つるしま)。
釣島

【釣島(つるしま)】到着

釣島港に到着して、灯台まで歩いて向かいます。
港付近は、コンクリートでできた倉庫?のような建物が並んでいます。
釣島港付近

いたるところに乾燥中の天草がありました。
釣島 天草

灯台に到着。清掃開始。

灯台に到着すると、開会式、作業説明をうけて各分担にわかれて清掃開始です。
看護師さんも引率されていて、何かあった時に備えてくれています。

一般応募の我々は、灯台旧官舎の窓のペンキ塗りをします。
ペンキ塗りの業者さん?がいらしていて、細かく指導をしていただけます。

お昼休憩

そんな感じで午前が終わり、お昼休憩です。旧官舎の中で休憩をしてもよいとのこと。官舎内は茣蓙がひかれているので、横になったりもできます。
各自持参したお昼ご飯を食べます。

休憩していると、看護師さんからこんな差し入れがありました!
凍ったタオル
凍ったタオル!この日は30度を超える炎天下だったので、このタオルのおかげて生き返りました!

松山の水
ボトルドウォーター。ありがたい…( ´ ▽ ` )ノ

たっぷりと休憩をいただき、そのまま釣島灯台の歴史をお話してくださいました。
約1時間みっちりお話されて、がっつり歴史を学ぶことができました。

午後は残りの作業&片付け&記念撮影

午後はペンキ塗りの残りの作業をして、14時半くらいには片付けを終え閉会式&記念撮影でした。

帰り

帰りのフェリーが15時半。
フェリーの時間まで約1時間くらいは自由時間だったので、海を見に行きました。
フェリーに乗り、高浜港についてそのまま解散でした。
おつかれさまでした( ^ω^ )

釣島灯台の歴史について

歴史的文化財的価値が高いAランクの保存灯台である。周辺は瀬戸内海国立公園に指定され、灯台からは瀬戸内海を航行する多数の船を望むことができる。2009年に経済産業省の「近代化産業遺産」に認定された。

(ウィキペディアより

1873年竣工。設計は、リチャード・ヘンリー・ブラントン(イギリス)。
瀬戸内海の難所の西側の入り口にあたります。当時は、難所の為、日没から日の出までは通行止めにしていたそうで、その為に、赤白交互の閃光を放ち続けていたそうです。

灯台の隣の官舎も灯台を同時に建設され、ヨーロッパの建築技術が今でもわかる貴重な建物です。

建物の中には、柱が1本もなく、外壁の石壁だけで、この官舎を支えています。

築140年とは思えないほどきれいな状態で今も残っています。

毎年、このボランティアは行っているそうなので、興味ある方は是非!!

 

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