北海道

北海道大樹町(たいきちょう)の歴史

大樹町(たいきちょう)の歴史

こんにちは、ヤマシタユウ(@yu_site)です

今年の夏にたいちょうに行くまでに、たいちょうのことをいろいろ調べてます

大樹町
北海道大樹町(たいきちょう)は豊かな大自然と「宇宙のまちづくり」の小さな町こんにちは ヤマシタユウ(@yu_site)です 【決定】 北海道大樹町(たいきちょう)に7、8月お試し移住することが決ま...

今日は、たいちょうの歴史について調べてみました

北海道は、ご存知の通り、移民の開拓地なので、歴史は都府県に比べて浅いです

人口の推移とともにまずは年表にしてみましたが、浅いと言っても長くなってしまいました💦

なので、年表をもとにポイントを簡単にまとめましたので、ご覧ください

読者
読者
年表もみたいよっ

というかたは最後にのせております!

大樹町(たいきちょう)の年表はこちら

 
 

蝦夷地(えぞち)から北海道へ改名し、大樹(たいき)がうまれる

日本の鎌倉時代から江戸時代にかけて、現在の北海道は、先住人アイヌ民族の文化がありました

その頃、日本人はと呼んでいました

明治2年(1869)に北海道に改名をし、明治7年(1874)には屯田兵制度を設け、北海道の開発に着手しました

北海道と改名したときは、たいちょうは存在せず、とうぶいぐんの一部でした

たいとして独立したのは、北海道誕生から59年後の昭和3年(1928)にひろちょうから分離速立したいむらが誕生しました

その後、鉄道ができたりして人口が増え、たいむら誕生から23年後の昭和26年(1951)にたいちょうになりました

ヤマシタユウ
ヤマシタユウ
たいちょうになってからまだ70年も経ってないのがびっくり!

大樹町(たいきちょう)の発展と人口推移

昭和3年(1928)にたいむら誕生後、電灯がつき、鉄道が開通し、いっきに人口が増え1万人を超えました

その後も、農協、漁協を設立し、たい高校が認可され、昭和26年(1951)にたいちょうになりました

昭和30年(1955)に旧大津村西部地区(生せい花か・晩ばん成せい)がたいちょうに合併し、史上最高人口の11,296人になります

昭和32年(1957)に雪印乳業たい工場チーズ生産開始、

昭和41年(1966)に簡易水道設立、

昭和40年代に簡易水道、老人ホーム、町立国民健康保険病院新築オープン、福祉センターなど町の施設や設備が整いますが、昭和50年代から人口は下降傾向となります

宇宙のまちづくりは昭和から動き出しています

昭和59年(1984)に北海道大規模航空宇宙産業基地構想を公式発表しています

その後、たいスペース研究会が設立されたり、文部省がパラシュート実験を何回か実施しています

平成7年(1995)に多目的航空公園がオープン

その後も数多くの実験や、滑走路の設備を整えていき、平成14年(2002)にたい初のロケット打ち上げを成功させます

そして、北海道大規模航空宇宙産業基地構想発表から24年後の平成20年(2008)5月26日にたいちょう・宇宙航空研究開発機構(JAXA)連携協力調印

ヤマシタユウ
ヤマシタユウ
すぐにJAXAとの連携協力をしたわけじゃなかったんだね!

24年のはかりしれない努力があったんだね〜。(遠い目)

JAXA連携協力調印から3年後の平成23年(2011)に、あのホリエモンさん(@takapon_jp)のロケット開発がたいちょうに拠点をうつし、平成25年(2013)にホリエモンさん(@takapon_jp)が出資するインターステラテクノロジズ(株)が設立されます

ホリエモンのロケット開発が話題になり、たいちょうは宇宙づくりの街としてまちづくりをしています

大樹町(たいきちょう)の年表

年号 西暦 できごと 人口
寛永12 1635 アイボシマ付近で採金がはじまり、十勝発祥の地となる
寛政12 1800 のうただたかれきふねかわ河口、アイボシマ、ばんせい、生花を測量
安政5 1858 松浦武四郎、れきふねかわ沿いを探検
明治2 1869 8 開拓使が置かれてを北海道と改め、十勝国に7郡51カ村が置かれ、本町はとうぶいぐんの区域となる
明治7 1874 7 かいたく使しつこうざんライマン、十勝沿岸、れきふねかわを調査
明治8 1875 かいたく使きんこう区く調ちょう長ちょうやくが開設され、ひろとうぶい3郡のちょうやくよりむら(現在ひろちょう)に置かれた松居善夫が初代ちょうとなる
明治9 1876 9 アイボシマできん採取始まる
明治11 1878 れきふねむらえきていを置く
明治13 1880 8 トノサマバッタ大発生による大凶作
明治19 1886 6 依田勉三、弟文三郎とともにせいばんせい地区にばんせいしゃとうぶいぼくじょうを開設し、牧畜業を始める
明治27 1894 4 富山県人北守小左衛門らもんべつに入地
兵庫県団体、来海宇平らエンダタラに入植
明治29 1896 ひろ街道(帯広-ひろ)着工
明治30 1897 11 全道の郡役所を廃止、支庁を置く
とうぶいぐんれきふねとうぶいたいの3カ村戸長役場をたいむらに置く
明治31 1897 ひろ街道開通
たい市街区設定
明治34 1901 2 たい郵便局開局
明治39 1906 4 北海道2級町村制が施行され、れきふね外2カ村戸長役場を廃止、新たにとうぶいたいれきふねより村役場を現在のひろちょうに置く
大正8 1919 ひろ・帯広間乗合自動車創業
乳牛飼育始まる
大正12 1923 7 ひろ水産組合、れきふねにふ化場建設
大正14 1925 分村運動高まる
大正15 1926 6 よりむらひろむらと改称
昭和3 1928 10 ひろむらから分離独立、たいむらとなる
初代村長に上達小次郎就任
昭和5 1930 1 たい市街に電灯が点灯 5,857
10 帯広・たい間鉄道開通
昭和11 1937 9 天皇行幸
十勝拓殖実習場と拓北部落を視察
10,037
昭和20 1945 7 空襲で石坂・あさひはまたい市街で被災 死者2名
昭和22 1947 4 改正地方自治法の公布により、首長・議長公職となり、村長に高橋新市当選就任 11,670
昭和23 1948 4 農協設立
昭和24 1949 4 漁協設立
8 たいむらからちゅうるいむらを分村
昭和25 1950 3 村立たい高等学校認可(昭和28年道立高等学校移管) 9,285
昭和26 1951 4 たい町制施行
初代町長に高橋新市就任
昭和27 1952 1 森林組合設立
6 行政区設置
昭和28 1953 9 町立国民健康保険病院開設
昭和30 1955 4 町長に島田繁一就任
旧大津村西部地区(せいばんせいたいちょうに合併
11,296
昭和32 1957 12 雪印乳業たい工場チーズ生産開始
昭和35 1960 12 商工会設立 10,932
昭和39 1964 6 交通安全宣言の町を宣言
10 町民憲章を制定 10,137
昭和41 1966 12 簡易水道完成
昭和42 1967 1 明るく正しい選挙の町宣言
4 町長に高橋進就任
6 特別養護老人ホーム開設
昭和45 1970 6 町立国民健康保険病院新築オープン 8,814
10 福祉センター完成
昭和46 1971 4 町長に野口武雄就任
10 無火災の町宣言
12 青少年会館完成
昭和47 1972 9 ミニバレー誕生
昭和48 1973 8 役場庁舎新築完成
昭和50 1975 6 図書館オープン 8,434
10 全町各戸に有線放送開通
昭和51 1976 10 大規模草地育成牧場完成
柏林公園完成
昭和53 1978 10 開町50年式典挙行
たい漁港開港式
たい地区営農用水完成
昭和54 1979 8 たい中学校新築校舎完成
昭和55 1980 7 ばんせい温泉・ばんせい教養文化センターオープン 8,356
昭和56 1981 10 B&G海洋センター体育館完成
11 町歯科診療所オープン
昭和57 1982 4 老人福祉センター完成
7 海洋センタープール完成
昭和58 1983 1 学童農業研修センターオープン
3 福島県相馬市と「姉妹都市」を締結
10 たい高等学校新校舎完成
昭和59 1984 3 北海道東北開発公庫(現日本政策投資銀行)が北海道大規模航空宇宙産業基地構想を発表
12 武道館完成 8,118
昭和62 1987 北海道新長期総合計画の戦略プロジェクトの一つに「北海道航空宇宙産業基地構想」が組み込まれ、たいちょうが候補地になる。
2 ひろ線廃止
代替バス運行スタート
4 町長に福原勉就任
11 防犯のまち宣言
昭和63 1988 5 たいスペース研究会が設立される。
12 環境庁調査でれきふねかわが日本一きれいな河川に認定される
平成元 1989 7 交通公園オープン
12 町の花(コスモス)・木(かしわ)・鳥(ひばり)を選定
平成2 1990 12 地場産品研究センター完成
防災行政無線施設完成
7,483
平成3 1991 10 カムイコタン公園完成
平成4 1992 3 核兵器廃絶平和宣言
10 文部省宇宙科学研究所がたいちょうで初の宇宙関連実験「グライディングパラシュート実験」を実施。
12 中島小学校新校舎完成
平成5 1993 3 農畜産物並びに漁獲物の国内自給推進の町宣言
8 文部省宇宙科学研究所が、小型ロケットによる超音速パラシュート実験を実施。
10 尾田中学校新校舎完成
11 れきふねかわパークゴルフ場完成
平成7 1995 10 多目的航空公園オープン
航空宇宙産業基地構想実現の第一歩たいちょう多目的航空公園が竣工し、1km×30mの転圧滑走路が設備される。

特別養護老人ホーム移築完成デイサービス、在宅支援センター完成
7,075
平成8 1996 10 下水道終末処理場完成
公共下水道供用開始
平成9 1997 3 生花保育所 閉所
12 ふるさと大橋完成
歴舟小学校新校舎完成
平成10 1998 3 れきふね中学校を閉校(46年間開校)
4 あさひはま漁港開港式
6 科学技術庁航空宇宙技術研究所と宇宙開発事業団が、HOPE着陸航法基礎実験を実施。
8 生涯学習センターオープン
10 全国コスモスサミット開催
平成7年に完成した転圧滑走路を塗装改良し、LA-4(YS-11機)までの荷重に耐えうる構造へ航空宇宙の実験場として幅広く利用可能に。
平成11 1999 4 町長に伏見悦夫就任
6 高齢者保健福祉推進センター「らいふ」オープン
平成12 2000 6 雪印食中毒事件。雪印たい工場での汚染が事件の原因だった。 6,711
8 無人宇宙実験システム研究開発機構が、USERS高空落下試験を実施。
新消防庁舎完成
9 住吉浄水場供用開始
平成13 2001 9 北海道、たいちょう、独立行政法人航空宇宙技術研究所、通信・放送機構による文部科学省、総務省ミレニアムプロジェクト「成層圏プラットフォーム定点滞空試験」実施に関する協定調印
平成14 2002 2 オール電化方式の学校給食センター完成
3 ショッピングセンター「コスモール」、経済センターオープン
たい初のCAMUI(カムイ)型ハイブリッドロケット1号機打ち上げ成功
8 「コスモールたい」道の駅に指定
平成15 2003 3 たい農協生乳生産8万トン突破
9 十勝沖地震(M8.0)により役場庁舎展望台倒壊
12 南十勝二町任意合併協議会設立
たいちょう多目的航空公園内に飛行船格納庫、飛行管制塔、気象観測装置完成
平成16 2004 3 たい保育所を閉所(30年間開所)
5-11 成層圏プラットフォーム定点滞空飛行試験の実施
平成17 2005 3 れきふね小学校を閉校(103年間開校) 6,407
10 北海道衛星(株)が旧たい駅舎で事業所を開所。
平成18 2006 1 南十勝二町任意合併協議会解散
2 たいちょう初のオリンピック選手誕生、スピードスケートの杉森輝大さん、トリノオリンピック出場
3 せい小中学校閉校(106年間開校)
9 天皇皇后両陛下行幸啓(生涯学習センター)
平成19 2007 3 坂下浄水場に高度浄水前処理施設完成
3月下旬から供用開始
5 5月28日、交通死亡事故ゼロ日数新記録達成(1083日32年ぶりに更新)
8 たい中学校野球部、中体連全国大会出場
10 たいちょう教育の日」宣言
平成20 2008 5 5月26日 たいちょう・宇宙航空研究開発機構(JAXA)連携協力調印
7 7月6日 農業委員会委員 統一選挙昭和56年から27年ぶりに行われる
7月19日 交通死亡事故ゼロ日数1500日達成
10 開町80周年記念式典挙行
たい高校創立60周年記念式典
平成21 2009 1 たい小学校改築完成 供用開始
3 石坂小学校閉校(77年間開校)
4 死亡交通事故発生、交通死亡事故ゼロ日数1756日でストップ
平成22 2010 2 スピードスケートの杉森輝大さんバンクーバーオリンピックへ出場
(2度目のオリンピック出場)
5,977
3 石坂保育所を閉所(41年間開所)
4 銀河連邦へ加盟調印「タイキ共和国」誕生
6 青少年会館を閉鎖
8 口蹄疫発生拡大のため、清流まつり・町民盆踊り大会中止
れきふねかわ上流中ノ川で、大学生4人が鉄砲水に流され3人が死亡
11 環境省の平成21年度公共用水域測定水質設定で歴舟川上流がBODまたはCODが低い水域で選ばれる
12 台湾で開催の日台友好親善野球の北海道選抜チームに、大樹中からスコアラーを含め5人が選抜
平成23 2011 1 南十勝こども発達支援センター移転(老人福祉センター改修)
3 中島小学校閉校(112年間開校)
堀江貴文氏が創業者のSNS(株)(東京都)小型液体燃料ロケットの実験開始。
10 群馬県吉岡町と友好都市協定を締結
平成24 2012 1 大樹中学校体育館改築完成
9 i-Ball(アイボール)データを大樹町で受信。大気圏再突入時データの観測機器の帰還は世界初。
平成25 2013 3 尾田小学校閉校(99年間開校)
尾田中学校閉校(66年間開校)
9 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が「超薄膜高高度気球」の大気球実験で世界最高高度更新。
10 堀江貴文氏が創業者のSNS(株)ロケット開発部門インターステラテクノロジズ(株)事業所開所。
平成26 2014 5 美成地区の多目的航空公園内に「大樹町宇宙交流センターSORA」オープン。
10 大樹町立国民健康保険病院の改築完了、診療開始
平成27 2015 2 堀川大地選手、長野県で行われた全国中学校スケート大会に出場 1500mで金メダル、3000mでは銀メダルを獲得 5,738
3 旭保育所閉所(39年間開所)
忠類大樹IC開通
5 町長に酒森正人就任(現職)
9 台湾高雄市大樹區と友好交流協定を締結
平成28 2016 1 堀川翼選手、長野県で行われた全国全国中学校スケート大会に出場、前年の兄大地選手と同じ1,500mで金メダル、3,000mでは銀メダル、堀川さくら選手は女子1,000mで7位入賞。 5,674
2 堀川大地選手、ノルウェーのリレハンメルで行われた冬季ユースオリンピックスピードスケート男子1,500mで銀メダルを獲得
7 新・ご当地グルメグランプリ開催 来場者数延べ約13,000人
8 台風10号上陸 増水によりヌビナイ橋付近の道路が崩落、音更町の会社員1名がヌビナイ川に転落し死亡
全町で断水(8月31日〜9月7日)
平成29 2017 7 7月30日 インターステラテクノロジズ社観測ロケット「MOMO」打ち上げ
推定高度20kmに到達後海上に落下
多目的航空公園内にパブリックビューイングを設置 約700人来場
9 台風18号上陸 町道14か所で路面洗堀・路肩決壊等 水道管流出による断水5件 デントコーン倒状被害 流木による海岸被害 林業被害 (9月18日)
12 国土交通省による自動運転サービス実証実験 雪道での実験は日本初(12月11日〜15日)
平成30 2018 2 2月3日 堀川翼選手、長野県で行われた全国全国中学校スケート大会に出場 1,500mで銀メダル、3,000mでは大会新記録での金メダルを獲得
4 4月28日 大樹町宇宙交流センターSORAリニューアルオープン 集会室増築、展示室の一新
スペースフェスタ2018開催 来場者約3,800人(4月28日〜29日)多目的航空公園でのパブリックビューイング設置
インターステラテクノロジズ社観測ロケット「MOMO2号機」の打ち上げ予定されるが延期を発表
5 5月5日 開町90周年を記念し清流鯉のぼりミニイベントに姉妹都市相馬市から騎馬武者が登場 約2,500人が来場
6 6月30日 スペースフェスタ2018開催(2回目) 来場者約700人
多目的航空公園でのパブリックビューイング設置
インターステラテクノロジズ社観測ロケット「MOMO2号機」は約20mまで上昇後墜落し爆発、周辺への被害はなし
9 平成30年北海道胆振東部地震発生 たいちょう震度4を観測 地震と同時に全道的な停電(ブラックアウト)が発生
町内全域ではおよそ2日間の停電
停電による生乳廃棄、商品・食材廃棄、宿泊予約の取り消しなどの被害(9月6日)
10 開町90周年
たい高校創立70周年

(引用元:北海道大樹町公式ホームページ「まちのあゆみ」大樹航空宇宙基地構想「宇宙の町大樹町のあゆみ」より)

  1. から北海道へ
  2. たいちょうの人口推移と発展
  3. ロケット開発の歴史

この3つが大樹町の歴史の軸になっています!

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